「最近、子どもを叱るのが難しくなったな…」「どうしても娘とぶつかることが増えたな…」
4歳女の子のママ・パパの中には、娘さんとの関わりに悩んでいる人がいるのではないでしょうか。
4歳の娘を育てている私も、まさに娘への𠮟り方・注意の仕方を模索している真っ最中です。
この記事では、元小学校教員の私が、娘との関わりの中で効果があった𠮟り方・声かけの仕方を紹介していきます!
- 4歳女の子が反抗的になるのは発達の証でもある
- 4歳の女の子を叱る際は、本当に叱るべき行動を見極めることが大切
- 叱るべきポイントと判断したら、共感しつつ、冷静に伝えよう
- 4歳女の子に声を荒らげて伝えるのは逆効果
この記事を読んで、ママ・パパと娘さんの関係がより良くなると嬉しいです!
4歳女の子の発達の特徴を知ろう

4歳女の子に効果的な𠮟り方をするためには、4歳女の子の特徴を知っておくことが大切です。
わが子に当てはまるかな?と考えながら、目を通してみてください。
…ちなみに、娘にはとても当てはまりました!!
脳の発達により自我が芽生える時期
4歳は脳の発達により自我が大きく芽生える時期です。
- 3歳から6歳で脳の構造は90パーセントが完成する
- 4歳になると、大脳の発達によって認知機能が向上
- 自分と他人の区別がはっきりし、自分の意志が強くなる
でも、成長しているからこそ、自分の感情をうまくコントロールできずに癇癪を起こしたり、反抗的な態度を取ったりすることも。
これが「4歳の壁」と呼ばれる現象で、成長の証です。
言葉が発達し口答えも増える
4歳の女の子は、言葉がますます発達するとともに、口答えも増えてきます。
4歳の女の子は、語彙が1,500〜2,000語にまで増えて、自分の経験や気持ちをしっかり言葉で伝えられるように。
言葉の発達は非常に喜ばしいことですが、それによって、こんなトラブルが起きることも…。
- 「だって〇〇だから!」「なんで?どうして?」と、理由をつけて自己主張する
- 質問攻めにしてくる
- 過去のことを持ち出して、「この前はよかったのに!」と口答えする
- 子どもを注意すると理由をつけて反抗してくる
私も、4歳娘と会話を楽しめるようになってきた一方、娘の発言に苛立つ場面が増えてきました。
ママやパパとしては「生意気になった…」と感じる4歳女の子ですが、これも立派な発達のひとつ。
コミュニケーション能力が育っている証拠、と自分に言い聞かせたいものです。
運動能力が向上し行動範囲が広がる
4歳女の子は、身長も大きく伸び、体のバランス感覚や筋力もぐっと向上します。
3歳のころにはできない動きがどんどんできるようになり、親としても驚くことが増えました。
- スキップができる
- でんぐり返しができる
- 走る速度をコントロールできる
- ボール遊びが上達する
- ハサミを使えるようになる
体を動かすのが楽しくて、じっとしていられない時期でもありますよね。
活発なのは良いことですが、階段やショッピングモールなど、動くことを良しとしない場所でこの力を発達されてしまうと、親としては声を荒げざるを得ません。
お友達との関わりが増える
幼稚園や保育園で集団生活を経験する子が多い4歳は、自分以外の人に興味を持って積極的に関わろうとする社会性が育つ時期です。
- 友達とルールを決めて遊ぶ
- 「〇〇ちゃんと遊びたい!」と意思を持って友達を誘える
- 仲良しのお友達ができる
- 役割分担ができる
また、4歳はケンカをしても、「相手の気持ちを考える」「自分たちで解決する」といった社会性を少しずつ身につけていく大切な時期です。
しかし、まだまだ感情のコントロールが未熟なので、お友達を叩いてしまったり、思い通りにならないと泣いてしまったりすることも。
親としてはハラハラする場面に直面することも増えてくるかもしれませんが、成長の過程として受け止めたいですね。
4歳女の子によくある困った行動4つ

具体的に、4歳女の子のどのようなところに、我々親は困っているのでしょうか。
リサーチしたところ、下記のような行動が該当しました!!
わが子にも、もれなく当てはまります……。
みなさんの娘さんは、どうですか?
わがままを言って癇癪を起こす
まず「わがままを言って癇癪を起こす」。
非常にわかります!!
わが家の場合は、こんな感じ。
- 「今これをして遊びたい!ママ、今これやって!」:絶対にできない状況下にて。
- 「今日はここに行きたくない!!」:昨日まで行く気まんまんだったのに。
- 「これは絶対に着たくない!!!」::習い事(ダンス)のユニフォームなんだけど……
癇癪は、イヤイヤ言って泣き出すことは減ってきましたが、地団太を踏むようにして怒ることが増えました。
みなさんのお子さんは、どうですか。
言うことを聞かず反抗する
親の言うことを聞かずに、反抗する……これが、多くのママ・パパの悩みの種ではないでしょうか。
わが娘の反抗は、こんな感じです。
- 「わかってるし!!!」:危険な行動を止める母に対して一言。
- 「え、やってないけど?」:いや、やってるから注意してるんだよ(イライラ)
- 「もう、いいってば!」:どこから学んできたのでしょうね(泣)
つい最近まで、たどたどしく話していたと思っていたわが子から、小学生くらいで聞くのかなと思っていたセリフが飛んできたら。
悲しさ1割、イライラ9割です!!!
お友達を叩いたり意地悪したりする
お友達への意地悪も、4歳女の子の困りごとの1つ。
お友達が絡むと、親としては非常に神経がすり減りますよね。
娘は、お友達というよりは、ごっこ遊びで特定の人形に意地悪をすることがあり、心配になります。
その都度、「悲しいよ」と気持ちを伝えるようにしていますが…。
間違いを指摘するとふてくされる
間違いを指摘するとふてくされるのも、4歳に見られる特徴だそうです。
自我が芽生えているため、自分の誤りを認めたくなかったり、恥ずかしかったり……様々な理由から、素直に話を聞いてくれることが減りますね。
ついこの前までは、もう少しコミュニケーションが取りやすかったのにな…と切ない気持ちになります。
子どもの方に非があるのですから、指摘されて当然なのですがね。
【叱る前にコレ】ガミガミ言うのをやめてみて

4歳女の子に効果的な方法を伝える前に、日頃の関わりの中で「ガミガミ」と口を出す回数を減らしてみましょう。
「ガミガミを減らす」というのは、つまりは「叱るポイント」と「叱らないポイント」を明確にすることです。
これを実践するだけで、娘さんとぶつかる回数は格段に減るはずです!
具体的な方法は、下記で説明していきますね。
私も気を付けているこの方法、ぜひ実践してみてください!
口出しを減らすのが効果的な理由
口出しを減らすと、4歳女の子との不毛なバトルが半減するなど、下記のような効果があります。
- 4歳女の子との不要なバトルが半減する
- 必要以上に親とぶつからないため、子どもの親に対する反抗心が減る
- 本当に叱るべきところでの声掛けの効果が増す
4歳女の子は「私はできる!」「こうやって試してみよう」と、好奇心旺盛に様々なことにトライをします。
私たちは、親として娘の見通しの甘さや危険性を察知すると、つい声をかけてしまいがちですが、そこをグッと堪えてみてください。
口出しや指摘をするポイントを減らすだけで、子どもにとっても、親にとってもメリットが大きいです。
「口出しをしない」具体例をチェック
「口出しをしない」とはいえ、どの程度のレベルを指しているのか分かりづらいと思います。
以下で私の失敗例と成功例を紹介するので、参考にしてみてください。
状況:外出前にお気に入りのキーホルダーを手にもって出かけたいと言う娘に対する対応
NG例:キーホルダーを持っていくのはリスクがあると口出し
- キーホルダーを落とす可能性を親が指摘したため、家を出る前に反抗
- キーホルダーを持っていくリスクよりも、親へのイライラに注意がいく
- キーホルダーを持っていくリスクを学ぶ機会を損失
OK例:キーホルダーを持っていくことを許容(何も言わない)
- 娘は機嫌よく家を出発
- キーホルダーを落とさない場合:問題なし
- キーホルダーを落とした場合:号泣&癇癪。お気に入りは持っていくべきでないと学習
NG例の私は、お気に入りのキーホルダーを落とした際に起きるであろう娘の癇癪を想像し、事前に声掛けをしています。
つまり、娘につい口出しをしてしまうのは、結局自分が苦労をしたくないからでした。
しかし、そうやって口出ししたところで、結局娘の反発心に火をつけ、外出前に反抗されてイライラする羽目に。
一方、OK例の私は、キーホルダーに関する一連の決断と責任を、娘に任せる判断をしました。
キーホルダーをなくしたとしても、それは娘にとって良い勉強。
娘への干渉を減らすことで、娘との対立も減らせ、学習の機会も生み出すなら、良いことづくしです。
【見極めが大事】本当に叱るべきポイントとは?
子どもとの良好な関係を築くため、本当に叱るべきポイントを押さえることが大切です。
「口出ししない」と「叱る」の判断基準を自分の中でもっておくと、自分の対応に一貫性が出て、子どもの混乱を防げます。
親子ともに納得感をもって話せるので、叱るべきポイントを明確にしておくのはおすすめです!
下記は私の「叱る」ポイントです。
- 自分や相手に対して、身体的・心理的な悪影響を与える場合
- 周囲に対し、明らかな迷惑をかけている場合
- 命に危険性がある行為の場合
たとえば、友達に心ない言葉をかけた場合は、娘に自覚がなくともはっきり叱ります。
また、公共の場で大騒ぎするなど、明らかに不適切な行為をしていた場合も、叱る対象です。
そしてもちろん、娘の好奇心を尊重したい私ですが、命に危険が及ぶ行為をしていたら、叱ります。
この3つのポイントを心において、私は娘への対応を決めています。
【実践】4歳女の子への効果的な叱り方8つ

4歳女の子を「叱る」と判断した場合は、「共感」「質問」「端的」など、要点を押さえることで子どもに伝わりやすくなります。
それぞれ具体的なポイントもお伝えしますので、参考にしてみてください。
まずは子どもの気持ちに共感する
4歳の女の子を叱る場合、まずは子どもの気持ちに共感することから始めましょう。
最初に否定から入ってしまうと、子どもの反発心を引き出したり、怯えにつながったりと、デメリットが大きいです。
一方、共感子どもを受容し、落ち着かせる効果があるため、その後の本題が伝わりやすくなるメリットがあります。
具体的な声かけ例:
- 「おもちゃを貸したくなかったんだね」
- 「お菓子が食べたかったんだよね」
- 「悔しかったんだね、わかるよ」
ポイント:
- 子どもの感情を否定せず、まず認める
- 「でもね」と続けることで、叱る内容が伝わりやすくなる
- 共感されることで子どもも落ち着きやすい
上記のように、まずは子どもの気持ちに寄り添い、受け止めることを心がけてみてください。
行動した理由を聞く
子どもを叱る前に、子どもがなぜその行動をしてしまったか、理由を確認してみましょう。
どんなにダメな行動でも、子どもには、子どもなりの行動の理由があるはずです。
子どもに行動の理由を聞くことは、下記のようなメリットがあります。
- 子どもは「親が自分をわかってくれた!」と感じる
- 親は、子どもの行動背景を理解し、その後の声かけに反映できる
叱っている際はつい一方的になりがちですが、子どもに質問を投げかけることも意識してみてください。
その場ですぐに短く叱る
叱る場合は、その場で端的に叱ることが効果的です。
時間が経つと、4歳の子どもは何を叱られているのか分からなってしまうのですね。
口は達者になっても、まだまだ幼いのが4歳さんなのです。
理想的なタイミング:
- 問題行動があったら、その場で叱る
- 30秒〜1分程度で簡潔に
- 長々と説教すると集中力が切れてしまう
避けたい叱り方:
- 「さっき〇〇したでしょ!」と後から叱る
- 過去のことまで持ち出す
- ダラダラと同じことを繰り返す
子どもが理解しやすい言葉で、要点を絞って伝えてあげましょう。
落ち着いた声で目を見て伝える
子どもを叱る場合は、落ち着いた声で、子どもの目を正面から見て伝えると、効果があります。
効果的な伝え方:
- いつもより少し低めのトーンで話す
- 子どもの目線まで下がって、目を見る
- 静かだけど真剣な雰囲気を作る
効果的な理由:
- 怒鳴り声は子どもを萎縮させるだけなので避ける
- 静かな声だからこそ「いつもと違う」と気づく
- 目を見ることで真剣さが伝わる
上記からわかるように、「叱る」は「怒る」よいうよりも「正しいことを伝える」というイメージの方が近いかもしれません。
大きな声を出すのは、道路に飛び出したときなど、本当に危険度が高いとき以外は避けることをおすすめします。
ただ、「ママ・パパは怒っている」「いけないことをしたんだ」というポイントは伝えたいため、上記のポイントを押さえていきましょう。
人格ではなく行動を叱る
叱る時は、「人格」には触れず「行動」のみにフォーカスしてみてください。
人格を叱ると、自己肯定感を下げることにつながり、「自分はできない子なんだ」と自分を信じられなくなってしまいます。
NG な叱り方:
- 「あなたは悪い子ね」
- 「ダメな子」
- 「本当に困った子」
OK な叱り方:
- 「叩くのはダメだよ」
- 「走るのは危ないからやめようね」
- 「そういう言い方は悲しいな」
私の場合は「〇〇ちゃんのことは好きなんだけど、~することは、いけないことだから言っているよ」と伝えています。
行動にフォーカスすれば正しい振る舞いを学んで改善するきっかけになるため、試してみてください。
なぜダメなのか理由を説明する
4歳女の子は理解力・言語力が育ってきているため、叱っている理由を伝えれば、納得して話を聞いてくれることが多いです。
ポイントは、年齢に合わせた言葉や言い回しで説明することです。
- 「お友達を叩いたら、痛くて悲しいよね」
- 「道路に飛び出したら、車にぶつかって大けがするかもしれないよ」
- 「おもちゃを投げたら壊れちゃうし、誰かに当たったら危ないでしょ」
また、説明する際は下記のポイントを押さえるとより効果がアップします。
- 短く分かりやすい言葉で
- 相手の気持ちや危険性を具体的に
- 「ママ(パパ)が悲しい」という気持ちも添えてOK
一方的に叱るのではなく、ダメな理由を丁寧に伝えてあげましょう。
次はどうすればいいか具体的に示す
ダメなことを伝えたら、必ず「どうすればいいか」も教えてあげましょう。
具体的な解決方法を伝えることには、下記のようなメリットがあります。
- 具体的な方法を示すことで正しい行動を実践しやすくなる
- できたときは思い切り褒めるチャンスにもなる
「ダメなことをした」で子どもを止めてしまうのではなく、次の行動まで導くのが、理想的な叱り方だと思います。
- 「イヤなときは、叩かないで『イヤだ』って言葉で言おうね」
- 「順番を待てないときは『貸して』って聞いてみよう」
- 「怒ったときは、深呼吸しようね」
ただ、悲しいことに、一度理由を伝えたからといって、子どもが改善するまでには時間がかかるでしょう。
本当に子どもに伝わる日まで、辛抱強く語っていきましょう。
パパとママで基準を統一する
叱るポイントは、パパとママで統一しておきましょう。
パパとママで叱る基準が違うと、子どもは混乱してしまうからです。
夫婦で話し合うポイント:
- 「これだけは譲れない」ルールを3〜5つ決める
- 片方が叱っているとき、もう片方は否定しない
- 子どもの前で「パパは甘い」「ママは厳しい」と言わない
それぞれの役割も大切:
- 完全に同じである必要はない
- 叱った後のフォローを分担するのもあり
- 定期的に見直しの時間を持つ
叱るのはいつもママばっかり…となると、賢い4歳女の子は、パパに甘えるような態度を取り、ママが寂しい思いをする要因にもなりますね。
忙しい日々の中で、夫婦ですり合わせるのは骨が折れますが、子どもの成長のためにも試す価値はあるかと思います。
一度、夫婦の話題のひとつとして、話してみるのをおすすめです!
4歳女の子を叱るときのNG行動5つと対処法
4歳女の子を叱るときに注意したい行動は「感情的に怒鳴る」「人格の否定」などいくつか挙げられます。
ここでは、下記の5つを紹介していきます。
ここでお伝えしておきたいのは、「NGの叱り方を100%しない」親なんて、いないという点です。
私たちにも、感情や体調の波がありますから……。
しかし、NGな例を知っておくことで今後の関わりを意識できるかもしれません。
ご自身に余裕がある際に、少しでも気を付けていければよいのかな、と、自分にも言い聞かせている私です。
それでは紹介していきましょう!
感情的に怒鳴りつける
子どもを叱らなければならない場面で、つい感情的になって怒鳴ってしまうこともありますよね。
私も、娘についイライラしてしまうので非常にわかります。
しかし、怒鳴ることには多くのデメリットがあるので、確認していきましょう。
- 子どもは恐怖で固まるだけで、何がダメだったか理解できない
- 「怒られた」という記憶だけが残り、反省につながらない
- 繰り返すと、怒鳴られることに慣れて効果がなくなる
とはいえ、娘にイライラしないのは、無理といっても過言ではありません。
そんなときは下記を参考に、自分のイライラをコントロールしてみてください。
- 「イライラしてるな~」と自分の感情を俯瞰で見る
- 「今は冷静じゃないから、少し待ってね」と正直に伝える
- 別の部屋で一旦クールダウンするのもOK
一呼吸置くことで、お互いにとって良い結果につながると思うので、ぜひ試してみてください。
人前で叱る・恥をかかせる
娘さんが不適切な行為をした場合、人前で叱りつけたり、恥をかかせたりするのは、控えましょう。
4歳になると、恥ずかしいという感情が芽生えてきており、人前で叱責されるのはマイナスでしかありません。
- 自尊心が傷つき、自信をなくす
- 恥ずかしさが強すぎて、叱られた内容が頭に入らない
- 友達関係にも影響が出ることがある
- 親への信頼感が薄れる
具体的には、下記のような状況で叱ることには注意が必要です。
- お友達の前で大声で叱る
- 公園や買い物中など、周りに人がいる場で叱り続ける
- 親戚の集まりで「この子はいつもこうなの」と叱る
とはいえ、人前で叱らなければならないシーンもありますね。
そんなときは、下記の対処法を試してみてください!
- 人目のない場所に移動して叱る
- 緊急時以外は後回しにし、良いタイミングで褒める
「ダメな子」と人格を否定する
行動を叱るのではなく、子ども自身を否定する言葉は絶対にNGです。
- 「あなたは本当にダメな子ね」
- 「何回言ってもできないんだね」
- 「〇〇ちゃんなんて知らない」
- 「なんでできないの?」
上記のような言葉は、子どもが自分も親も信じられなくなったり、「自分=ダメ」と自分で自分を否定したりすることに繋がります。
具体的な対処法は、「人格ではなく行動を叱る」で紹介していますので、チェックしてみてください。
他の子と比較する
「お姉ちゃんはできたのに」「○○ちゃんは良い子なのに」という他社との比較は、絶対に避けましょう。
子どもは、比較されることで劣等感を感じ、健全な精神状態から遠ざかる可能性が高いです。
こちらが何気なく言った言葉でも、子どもは比較と受けとってしまう場合もあるため、気を付けましょう。
- 「お姉ちゃんは4歳のときもっとできたよ」
- 「○○ちゃんはちゃんと座って食べてるよ」
- 「〇〇くんは元気に挨拶ができてるのにね」
- 「みんなもう、おむつ履いていないみたいだよ」
もし、お友達と比較しそうになったら、以下のように言い換えてみてください。
- 「前はできなかったのに、今日はできたね!」(過去の自分と比較)
- 「○○ちゃんのいいところを真似してみようか」(肯定的な言い方)
- 「あなたにはあなたの良いところがあるよ」(個性を認める)
- 「きっと、そのうち、できるようになるよ」(可能性を信じる)
成長速度にはみんな違いがあるので、わが子が見せてくれている今の姿を大切にしたいものですね。(自戒も込めて……)
叱る基準がコロコロ変わる
子どもにとって、昨日はOKだったのに今日はダメ、と叱る基準が変わるのは、混乱につながります。
反対に、一貫性をもって接することで、子どもは安心できるのです。
- 何が良くて悪いのか分からなくなる
- 親の顔色を窺う子になってしまう
- ルールを守ろうという気持ちが育たない
- 「どうせまた許してくれる」と思われる
しかし、こちらにも感情がある人間なので、常に一貫性を保つのは至難の業ですね。
そんなときは、下記を意識して対応するようにしてみてください。
- 基本ルールは3〜5つに絞る
- そのルールは必ず守らせる
- 疲れているときこそブレないように意識
- 「今日は特別」は本当に特別な日だけに
大きなルールだけでも守ることで、子どもは安心して成長できます。
可能な限り、自分の軸をはっきりさせて、お子さんに向き合っていきたいですね。
4歳女の子に対して日頃から心がけたい3つのこと

ここからは、4歳女の子に対して日頃から心がけたいことを紹介します。
4歳女の子を叱った後にはフォローをする
4歳の女の子を叱った後は、そのままで終わらせず、フォローをしてあげるのが良いでしょう。
特に、「言い過ぎた」「ムキになってしまったな」と感じた場合は、ぜひ、フォローを入れてあげてください。
叱って終わりにすると、お子さんが「怒られた=私はダメな子」と誤って認識してしまう可能性もあるからです。
叱った後にすること:
- 少し時間を置いて、お子さんが落ち着いたら話しかける
- 怒ったことを謝りつつ、改めて理由を伝える
- 愛情を言葉にする
- 前向きな気持ちになれる声をかける
効果的な声掛け:
- 「怒りすぎちゃってごめんね。大好きだよ」
- 「叱ったけど、〇〇ちゃんが大切だから言ったんだよ」
- 「明日は楽しく過ごそうね」
子どもにフォローをするのは、親子ともに落ち着いたタイミングを見計らうと良いでしょう。
子どもからは声をかけづらい場合もあると思うので、こちらからそっと寄り添うことで、お子さんも安心することと思います。
そして、どんなに叱っても、1日の終わりには「大好き」を伝えて抱きしめてあげてください。
そうすることで、「叱られた=自分はダメな子」と歪んで理解することを防げるでしょう。
できたことは積極的に認める声がけをする
4歳の女の子と日々を過ごすなかで、「できたこと」にフォーカスし、認めていく頻度を増やすとよいでしょう。
子どもの命を守っている身としては、つい危険なことや間違っている(と親が思う)ことに目がいってしまいますよね。
私も同じです…(食べ方や片付けなど細かいことも、つい口出したくなります)
もちろん、しつけは大事です!!
ただそれ以上に、できたこと、がんばったことを見つけ、思いっきり認めてあげたいものです。
スキンシップで愛情を伝える
4歳の女の子には、スキンシップでたくさん愛情を伝えましょう!
口達者になり、反抗的な態度が増えると、ついこちらもバトル体制になりがち……。
そんなときこそ、思いっきり愛情を示してあげてください!
- 幸せホルモン「オキシトシン」「セロトニン」が分泌される
- 子どもは不安定さが減り、情緒が安定する
- 親にもリラックス効果が生まれる
4歳になると、幼いことに比べ抱っこの機会が物理的に減りますね。
だからこそ、意識してスキンシップの時間をつくってみましょう!
- 朝起きて「おはよう!大好きだよ~!」とハグ
- 「できたね~」と頭をなでなで
- やった!とハイタッチ・ぎゅー
- 親子体操やダンス
- 髪を乾かすときに優しく頭をなでる
- おやすみのハグ
私も、娘とのスキンシップが減ったことに気づいてから意識してハグをしていますが、娘はとてもうれしそうにしています。
今では「一緒にぎゅーして寝よう!大好き~!!」と1日の最後を幸せいっぱいに締めくくってくれます。
最近スキンシップしてないかも?と思ったら、ぜひ取り入れてみてください!
まとめ:4歳女の子には共感と一貫性のある叱り方が効果的
この記事では、4歳女の子への叱り方について、効果的な方法を紹介してきました。
- まずは子どもの気持ちに共感する:「〇〇したかったんだね」と受け止めてから叱る
- その場で短く叱る:30秒〜1分程度で簡潔に伝える
- 落ち着いた声で目を見て伝える:怒鳴らず、真剣さを伝える
- 人格ではなく行動を叱る:「叩くのはダメ」と具体的に
- 理由を説明する:「なぜダメなのか」を年齢に合わせて伝える
- 次の行動を示す:「〇〇って言葉で言おうね」と具体的に
こちらの言うことなすことに反抗してくる4歳女の子との関わりは、こちらの胆力が試されるから非常に大変。
基本的には行動を見守り、本当に𠮟るべきポイントでは、上記のような対応を心がけてみてください。
みなさんのお子さんとの毎日が、笑顔で溢れるものとなりますように。


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